先日、3泊4日で韓国(釜山+大邱)に1人旅してきました。
一度は食べたかった、主に地元の人が行っている個人店を中心に韓国料理を食べてきました。
今回は1人旅だったので「焼肉」とか「お鍋」とかは食べていないです。
また、お酒もあまり飲まないので「定食屋」が中心です。
韓国料理って辛いものもあったけど、野菜が沢山摂れるし、副菜おかず(パンチャン)も色々出てきて最高でした。
5品ほど紹介しますね。
カルビタン(牛骨カルビのスープ)ー 釜山・沙上
まず1軒目
職場の同僚のオススメの店です。
昼から営業している高級焼肉店で、場所は金浦空港と釜山市街の途中の乗り換え駅「沙上(ササン)」です。

店前の食品サンプル。
お目当ては「牛骨のカルビスープ 20000ウォン」と書かれたカルビタン。
2000円超のランチはちょっとした贅沢ですが、韓国渡航記念という事で食します。

韓国料理といえば「辛いもの」というイメージが強くて、ちょっと身構えていたんですが、運ばれてきた器を見て、まずほっとしました。スープは澄んでいて、とてもやさしい味でした。
大きな骨付きカルビがごろんと入っていて、見た目にも食べ応えがありそう。

牛の旨味がしっかり出ていて、骨についたお肉もほろほろで、箸で簡単にほぐれます。
日本のテールスープに少し近いけれど、どこか違う韓国らしい奥行きがありました。

ご飯をスープに浸して食べるのはマスト。
また、キムチや小皿のおかずと一緒に口に運ぶと「韓国に来たんだなあ」という実感が湧いてきました。
お店情報です↓
| 店名 | 대궐안집(テグォランチプ) |
| 住所 | 68 Gwangjang-ro, Sasang-gu, Busan, 韓国 (釜山地下鉄、金海軽鉄道「沙上駅」から徒歩5分ほど) |
| ひとこと | ササン駅エリアの地元密着型のお店。 観光客向けというより、近所の人が普段使いする落ち着いたお店です。 |

チョングッチャンチゲ(納豆チゲ)ー 釜山・中央
続いて2軒目
釜山市街、地下鉄中央駅近くにあるお店です。
念願だった「チョングッチャン(納豆チゲ)」を食べにきました。

「チョングッチャン」を知ったのは、木村拓哉さん主演の映画「HERO (2007)」
主人公の久利生公平がチョングッチャンを注文してもなかなか食べられないシーンが度々あり(すぐに何らかの事件が起きてしまう)、それからずっと「チョングッチャン」の存在が気になっていました。「どんな味なんやろう・・」って、ずっと
お店に着いたのは、閉店間際の静かな時間。
お客さんの姿は見られませんでしたが、明るくて清潔そうな店です。
「Englishメニューが必要ですか?」など、接客もすごく丁寧でした。

念願のチョングッチャンが来ました。ビビンバとのセットです。
ぐつぐつと湯気を立てていて、当然ですがもろ納豆汁の香りです。
納豆好きでも納豆汁は苦手な人もいるだろうな。

でも、ひと口スープを飲んでみると、、意外にもやさしい味でびっくり。
納豆の旨味がしっかり出ていて、豆腐も入っていて食べ応えがあります。
上に乗っている青唐辛子以外は辛くないし、むしろ落ち着く味でした。
本当に好き嫌いがハッキリ分かれると思いますが、納豆好きなら、一度は体験してほしいです。
お店情報です↓
| 店名 | 돼장한상(トェジャンハンサン) |
| 住所 | 17 Daecheong-ro 141beon-gil, Jung-gu, Busan, 韓国 (釜山地下鉄「中央駅」から徒歩5分ほど) |
| ひとこと | 地元の人が普段使いする食堂の雰囲気で、接客がとても丁寧でした。 ビーガン向けメニューも用意した、味噌チゲとビビンバ推しのお店みたいです。 |

17 Daecheong-ro 141beon-gil, Jung-gu, Busan, 韓国
スンドゥブチゲ(純豆腐チゲ)ー 釜山・チャガルチ市場
続いて3軒目
釜山に来たら一度は歩く場所、チャガルチ市場。
魚の匂いと人の声が混ざり合って、いかにも港町らしいエネルギーがあるところです。
その市場のすぐそばで食べたのが「スンドゥブチゲ」。
Googleマップで偶然見つけたのですが、有名店らしいです。
ちょっと入口が怪しい雰囲気はあるのですが、全然大丈夫です。
階段を上がるとお店があります。

お店に入ると多くの人で賑わっていました。
昼食時間を少しはずした時間でも、日曜日だからかお客さんが多かったです。

注文してすぐにスンドゥブチゲが到着。
運ばれてきた瞬間の主役感がすごい。
黒い器の中で真っ赤なスープがぐつぐつ沸いていて、写真を撮る前に食べたくなる、あの危ないやつです。

見た目は辛そうですが、どの料理もそこまで辛くないです。
付け合わせのキムチやスープも美味しい。
キムチはいろんな具材が混ぜられていて複雑なうま味があります。
スープは冷たくてすっぱくてサッパリとして口直しに良いです。
正直、韓国に来るまでスンドゥブって「辛い豆腐のスープ」くらいの認識しかなかったんですが、まったく印象が違いました。見た目はかなり辛そうなのに、口に入れると意外とやさしい。
もちろん辛さはあるんですが、それ以上に魚介の出汁と豆腐の甘みが前に出てくる感じでした。
お店情報です↓
| 店名 | トルゴレ スンドゥブ(돌고래순두부) |
| 住所 | 15 Junggu-ro 40beon-gil, Jung-gu, Busan, 韓国 (釜山・チャガルチ市場エリア) |
| ひとこと | そこまで広くない店内ですが、多くの人でにぎわっていました。 親切な接客で安くて美味しい。人気の理由がわかります。 |

ムルネンミョン(水冷麺)ー 大邱・中区 公平洞
釜山を離れて、次に向かったのは大邱(テグ)。
韓国第3の都市で「名物=麺」の街です。
その大邱に、4月から9月末までの半年しか営業しない冷麺屋があると聞きまして、今日は9月26日。「今しか食べられない!」という事で行ってきました。

店構えは意外と素朴。
有名店と聞くと観光客向けを想像しがちですが、ここは地元の人が普段づかいしている食堂の雰囲気。壁に貼られたメニューも最小限で「冷麺で勝負してます」という感じでした。

水冷麺が来ました。
ハサミを使って四等分ぐらいにしていただきました。
主役の水冷麺はというと、透き通ったスープに細めの麺。
さっぱりなのに旨みがしっかり付いています。

冷麺と同時に置かれたのが、やかんと紙コップ。
「ほんのり温かいけど、何これ?」と恐る恐る飲んでみたのですが、中身は牛骨スープ。
これが、びっくりするほどおいしかった

冷麺スープの味変のためなのかな?
冷麺のスープだけで十分にお腹タプタプなのですが、さらに牛骨スープも全部飲み干して、さらにお腹タプタプになりました。

帰りがけに気づいたのですが、家屋の外で牛骨スープを煮出していました。
麺も美味しかったけど、スープも最高だった。
さすが期間限定の有名店でした。
お店情報です↓
| 店名 | 釜山安麺屋(부산안면옥) |
| 住所 | 大邱広域市 中区(チュング)公平洞(コンピョンドン) 8-4 |
| ひとこと | 他の冷麺屋に比べて少し値段は高いですが、期間限定+冷麺だけで勝負 というだけあってとても美味しかったです。 |

タロククス(別添え麺)ー 大邱・中区 国債報償路
大邱で最後に飛び込んだのは、24時間営業のクッパ屋さん。
看板はクッパ推しだけど「ここは麺の街だから」と、ククス(麺)を注文しました。

来たのが早朝だったのでお客さんは誰もいませんでした。
店内は庶民的な食堂といった感じで、テーブル上には大きな壺で大根キムチが置かれています。

運ばれてきたスープをひと口。
これが想像以上にガツンと辛い。
じんわり系じゃなくて、目が覚めるタイプの刺激。
韓国でよく聞く「酔い覚ましスープ」って、たぶんこういう味なんだろうなあと思いました。

具材もなかなか個性的。
見たことのない野菜と、豚の血を固めたものかな?レバーみたいな内臓系がゴロゴロ入っています。もともとホルモンが大好きなので、むしろクセがあってうまい!

しかし、問題(?)は麺のほうでした。
そうめんみたいな細い麺で、別添えになっているのはすごく良かったんですが、麺そのものにもしっかり辛い味付けがしてある。スープだけでも結構パンチがあるのに、麺まで辛いーー
ちょっとハードモードでしたが、「韓国に来たなあ」という実感を一番ストレートにぶつけてきた料理だったかもしれません。量も多いのでお腹いっぱいでした。
これに懲りず、次はタロクッパも食べたい。
お店情報です↓
| 店名 | クギルタロクッパ(국일따로국밥) |
| 住所 | 571 Gukchaebosang-ro, Jung-gu, Daegu, 韓国 |
| ひとこと | 庶民的な食堂という雰囲気で、韓国の生活が感じられるお店でした。 24時間営業で、1946年創業の老舗店だそうです。 |

韓国で食べた5つの料理は、同じ国でも驚くほど表情がちがっていました。
やさしい味も、クセのある一杯も、どれもその土地の日常が詰まったごはん。
次はどんな新しい味に出会えるのか、もう楽しみになっています。


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