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「世界文化遺産」を巡る日帰り旅【福岡県大牟田市】

博物館、資料館

世界文化遺産のある大牟田市を探索してきました。
暑かったけど楽しかったです。

いざ、福岡市天神 → 大牟田市へ

大牟田へは西鉄電車で行きます。
直通の特急を使い、一時間余りで到着します。

窓からの風景を眺めている間にあっという間に大牟田に到着。
車止めは「レンガ&石炭」で演出が施されています。
おもしろい。

観光地の下調べをしてこなかったので、駅そばの観光案内所で情報入手します。

ランチ時間には全然早いのですが、すでに開店している大牟田ラーメン屋で腹ごしらえ。
昭和26年創業の老舗「東洋軒」さんです。

たまには ”朝ラー(朝ラーメン)” もいいですね。
筑後地方は ”濃厚なとんこつ” の文化なので個人的には好きです。

トッピングは「辛子高菜」と「紅しょうが」。
途中で味変して頂きました。ごちそうさま。

腹ごしらえも済んだので、「宮浦石炭記念公園」まで歩いて行きます。
距離780m、楽勝かな!

と・・、この判断が間違いの元でした。

この日は気温も高く、日差しも非常に強い。
炎天下”に結構な距離を歩く事になってしまいました。

実は、さっきの観光案内所で ”1日300円” で自転車が借りられたみたいで。
値段も安いし、一度戻って借りておけばよかったと後悔…。

「宮浦石炭記念公園」へ

宮浦石炭記念公園」に着きました。
ここ「宮浦鉱」は、1887~1968年の81年間の間に、約4000万トンの石炭を算出したそうです。

1本の煙突がトレードマークです。
(高さ:31.2m、使用耐火レンガ:138,000枚)

このトロッコ列車で ”地下180m” まで降りて作業していたそうです。

このトロッコ列車、完全にボディーがむき出しです。
遊園地なら楽しいでしょうけど、これで地下180mツアーは嫌だぁ。
すごく危ないし過酷な仕事ですよね。

鉱路口です。
今はコンクリート壁で閉鎖されていますが、ここから斜め下に降ってたんですね。

「旧三池集治監外塀及び石垣」へ

次は「三池集治監(しゅうじかん)跡」に来ました。
いわゆる現在の ”刑務所跡” で、今は外壁のみが残っています。

1883(明治16)年~1931(昭和6)年まで、三池炭鉱での安定的な労働力を確保するため ”2000人超” の囚人が収容され、採炭作業に従事させられていたそうです。

現在は三池工業高校の敷地で、外から見るだけであれば自由に見学できます。
敷地内に入る場合は、高校の事務室で受付けているそうです。

線路沿いを歩いて「宮原鉱」へ

最後は宮原坑に向かいます。

この砂利道は、三池港から宮原坑まで伸びていた線路跡です。

「宮原坑」が見えてきました。
工事の足場も見えます。

近くまで近づいてみました。
第二竪坑櫓がそびえ立っています。

ありし日の宮原坑の写真です。(大正8年ごろ)

上記の写真から見て、現在残存しているのは

  • 第二竪坑櫓
  • 第二巻揚機室
  • デビ―ポンプ(排水用ポンプ、壁のみ)

です。

ガイドボランティアのおじさんに聞いた所、今は補強工事中だそうです。
2023年3月からは「レンガの建物(第二巻揚機室)」の中に入って観覧できるそうです。

と、今回は「大牟田」まで来てみました。
日帰りとはいえ、福岡天神から片道一時間ほどで来られるワクワク旅でした。

ではまた次回に。

大牟田の近代化産業遺産「関連サイト、地図」

名称大牟田の近代化産業遺産、世界文化遺産
施設名・宮浦石炭記念公園(近代化産業遺産)
・旧三池集治監外塀(   〃   )
・三池炭鉱宮原坑(世界文化遺産)
関連サイト大牟田の近代化産業遺産【公式】
三井三池炭鉱【ウィキペディア(Wikipedia)】
大牟田ラーメン 東洋軒 本店【食べログ】

●宮浦石炭記念公園(宮浦鉱跡)

●旧三池集治監外塀

●三池炭鉱 宮原坑

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