Googleが開発した画像生成AI「ImageFX(イメージFX)」の使い方を簡単に説明します。
スマホでも同様の事ができますが、画面が小さいのでパソコンで行っていきます。
利用に必要なもの
1.検索画面から「イメージFX」で検索します。
一番上のページ、またはフラスコのアイコンが出たらそれが公式ページです。

2.「Googleでログイン」をクリックします。

まず簡単に作ってみよう
3.イメージFXのTOP画面です。画面の構成は大きく分けて、左側には画像生成の条件(プロンプトと言います)を入力し、右側には最大4枚の画像が生成されます。

4.それでは、簡単に画像を作っていきます。
プロンプトの箇所には「,(カンマ)区切り」で簡単な英単語を入れていきます。(日本語でもOKだそうですが、理解の精度が低いそうです)
今回の生成条件として、「日本人女性、年齢40歳代、長い髪、かわいい、笑顔、カジュアルなベージュ色の服を着て、場所は街中、時間帯は朝方」と指定し、作成ボタンを押します。
◆指定プロンプト
japanese woman,40 age,long hair,cute,smile,casual,wear color beige,city,morning

英単語が分からない時は、Google検索から「単語 英語」で検索すると翻訳結果が表示されるので、以下のボタンを押すとコピーできます。(その後、プロンプト画面で貼り付け)

5.しばらく経つと、プロンプト条件に沿った画像が「最大4枚」生成されます。

生成条件を変えてみよう(背景、表情、人種など)
6.次に少し条件を変えてみましょう。
以下の様に、入力した英単語がメニューっぽくなるので、そこを押すと「city(街)」以外に「country(田舎)」「beach(海)」「forest(森)」などに変更できたりします。
では今度は、背景を「forest(森)」に変更し、再度作成ボタンを押します。

7.再作成すると、人物が変わり、背景も「森」に変更されました。
(何か、40歳代じゃない画像も出てきましたね!?)

なお、生成画像は最大4枚ですが、2枚や3枚の時もありますし、また公衆の道徳にそぐわない画像(暴力、性的描写など)も表示されません。
8.今度は「顔の表情」を変えてみます。
「smile(笑顔)」から「cry(泣く)」に変更し、作成ボタンを押します。

9.表情が変わりました。泣いちゃいましたね。

10.今度は「人種」を変更してみます。
表情を「smile(笑顔)」に戻して、人種の箇所を「japanese(日本人)」から「vietnamese(ベトナム人)」に変更し、作成ボタンを押します。

11.再び笑顔に戻り、ベトナム人女性に変更されました。

12.メニューで変更する以外にも、プロンプトを直接書き換える事も出来ます。
キーボードで「vietnamese(ベトナム人)」の部分を消して「american(アメリカ人)」に変更して、作成し直してみます。

13.アメリカ人女性に変更されました。

画像保存の方法、編集モードへの切り替え
14.作成した画像を保存したい場合は、画像内のボタンを押せば「ダウンロード」や「コピー」が行えます。

15.最後に別のテクニックを教えます。
最初は「4画面」構成になっていますが、以下のボタンを押すと「1画面」構成へと切り替えが行えます。

16.1画面構成になったら、画像の左下「画像を編集」ボタンを押します。

17.そうすると、画像の「編集モード(ブラシ)」へと切り替わります。

18.マウスの左ボタンを押しながら、髪の毛の部分をヌリヌリと塗るように指定します。

19.髪の毛を全部塗ったら、変更内容に「blue hair(青い髪)」と記述し、その右下の「編集内容を生成」ボタンを押します。

20.ベースの画像はそのままで、髪の毛だけが青色なりました。

21.「4画面」構成に戻すと、別のパターンの青髪も生成されている事がわかります。

最後に
以上、駆け足でしたが「イメージFX」の簡単な使い方を説明してきました。
プロンプトをより細かく指定すれば、それだけ自分のイメージに近い画像が生成されるかと思います。

もちろん、人物だけでなく、動物、建物、料理なども生成できますので、自分の好きなジャンルでチャレンジしてみてください。
使用上の注意ですが、今時点では以下のようになっています。
- 使用料は今の所は無料(今後は有料になるかも)
- 画像の商用利用がOKかは不明(グーグルからの発表なし)
- 1日あたりの使用制限あり(20~30生成ぐらい?)
(2024.10.12現在)
では、また次回に。
公式サイト | Image FX 【Google】 |
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